Merengue Panic


メレンゲとは

メレンゲはカリブ海のドミニカ共和国に起源を持つ音楽/ダンスです。 アフロ=カリビアン文化のエッセンスが溢れていて、 ラテンアメリカ諸国全域や北米で大変な人気があります。

音楽ジャンルとしてのメレンゲは19世紀中頃には成立したとされるようです。 タンボーラという両面張りの太鼓と、 グィラと呼ばれる金属製の体鳴楽器で作る2/4拍子のグルーヴが特徴的で、 陽気でダンサブルなリズムです。 アコーディオンがリードする古典的でよりヴァナキュラな形式もありますが、 現代のメレンゲはピアノやコンガ、ベースなどにホーンセクションやコロが加わって、 非常に厚みのあるビッグバンド・サウンドになっています。 また、最近ではラップやハウスとのクロスオーヴァも盛んで、 一口には語れないほどの拡がりを持つ、常に進化しつづけている音楽です。

このように音楽としてのメレンゲはサルサに比肩するほど複雑で、情報量も多いのですが、 一方でダンスとしてのメレンゲは素朴で気取らないカップルダンスです。 はっきりと区別できるような決まったスタイルは特になく、 2拍子で足を踏めればとりあえず踊れるその敷居の低さから、 ラテンダンスの入門に最適といわれます。 とっつきやすいとはいえ、 メレンゲのステップはサルサやバチャータをはじめとするラテンダンスの基本そのもの。 サルサを上手になりたかったらメレンゲを踊れ、ともいわれます。 さらにコネクションやミュージカリティなど、 パートナダンスの基本スキルを身に付ける練習にもメレンゲはぴったりです。 単純な分だけ奥が深い、噛めば噛むほど味が出るダンスです。

サルサクラブなどのソーシャルダンスのシーンでは、文字通り「皆のダンス」といわれます。 スタイルや経験/技量の差を超えて誰とでも楽しく踊れるダンスであるメレンゲは、 ラテンダンスシーンの刺戟的なスパイスとして特権的な役割を果たしています。


Merengue Panic について

メレンゲ啓発活動のためのウェブサイト。 次の世代にほんとうに素晴らしいラテンパートナダンスの環境を引き継ぐため、 Merengue Panic の3つの銘 を大切にしながら記事の配信やイヴェントの運営を行っています。

メレンゲの話題を中心に、サルサやマンボなど、 ラテンパートナダンスのソーシャルシーンに関連する情報や記事を紹介しています。

更新情報を自動的に取得するには RSS フィード のご利用が便利です。


taco

メレンゲデザイナ、メレンゲ活動家。 昨今のメレンゲ認知度の低下に強い危機感を覚え、 こぢんまりと啓発活動を展開している。 メレンゲパニック主宰。 ラテンダンス全般の盛運のためにも、メレンゲの捲土重来を期す。 得意なメレンゲ菓子はブルーチーズメレンゲ。ピカンテなのが好み。

taco